杉浦裕樹の?ブログ

横浜でNPOの仕事をしながら思うこと

緊急告知 「Yokohama YOUTH Ups! 2017-2018」開催にあたって

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 「YOKOHAMA YOUTH Ups!」は大都市・横浜が未来に向けて乗り越えなければならない課題(少子高齢化等)を若者のアイデアや発想と情報技術・デザイン力を使って解決するためのプログラムです。2014年から始まり、これまで多くの高校生や専門学校生、大学生が参加して、様々なアイデアや発想をアプリ開発やデータビジュアライズ、政策提言などの形で発信してきました。

4年目を迎える今回は、「公民の多様なつながりで創る横浜のオープンイノベーション」をテーマに若者たちのアイデアや発想を、企業やNPO、行政が持つ技術やノウハウ、データ、知識などと組み合わせることで、革新的なビジネスモデルや、サービスの創発地域活性化やソーシャルイノベーションに結び付けていくことに力点を置いて、イベントやプログラムを展開していきます。

すなわち、若者たちが自分たちのアイデアや発想を「作品」や「提言」として社会に発信するだけでなく、若者たちの作品づくりや提言作成に様々な立場や分野の大人たちが関わり、協力することで、実社会の役に立ち、さらには社会を創り変えていく革新的な製品やサービス、仕組みへと育てあげていくための機会や場、運動をつくることを目的に実施します。

この4年間で、横浜市では様々な分野でオープンデータやデジタルテクノロジーの利活用が進み、「リビングラボ」のように住民を中心にして企業やNPO、大学などの多様な主体が対話をすることで地域課題を解決し、新たなビジネスやサービスを創発するための場やプロジェクトも生まれてきています。すなわち若者たちのアイデアや発想を具現化し、社会に流通させることができるだけの環境が横浜では育まれてきているのです。

10月31日に開催する「Yokohama YOUTH Ups!2017-2018キックオフ」では、若者のアイデアや発想を起点として、多様な主体が対話を繰り広げることで革新的なサービスや仕組みを生み出し、社会に流通させて行くことの意義と有効性について解き明かすと共に、横浜において、若者がアイデアや発想を社会に有用なものとして「形」にしていくために活用できる様々な手法やプログラム、場、仕組みについて紹介します。そして、今後、「Yokohama YOUTH Ups!2017-2018」を、いかなる主体と連携し、どのような形で進めて行くのかということについて発表します。

当事者である若者はもちろんのこと、若者との共創によって、新たなビジネスやサービス、社会課題へのソリューションを創発しようと志す企業人やNPOスタッフ、研究者、行政職員の参加を広く呼びかけます。

https://www.facebook.com/events/1939400136076158/