杉浦裕樹の?ブログ

横浜でNPOの仕事をしながら思うこと

体が弱ると世の中や他者へのまなざしがかわる:跂つ者は立たず、跨ぐ者は行かず(老子:道経:苦恩第二十四)

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photo by Alan A. Lew

体が弱ると普段よりもできることがずっと少なくなる。

体が弱ると世の中や他者へのまなざしがかわる。

 

今日であった老子の言葉

「跂つ者は立たず、跨ぐ者は行かず」

跂者不立。跨者不行。

自見者不明。自是者不彰。自伐者無功。自矜者不長。

其於道也、曰餘食贅行。物或惡之、故有道者不處。

 

現代語訳
背伸びをしようと爪先立ちをしている者は長く立っていられない。早く歩こうと大股で歩く者は長く歩いていられない。自分が目立とうとする者は誰からも注目されないし、自分の意見を押し付ける様な者は人から認められない。自分の功績を自慢する様な者は人から称えられないし、この様な者は長続きしない。こういう人間の行為を「道」の観点から言うと「余計な食べ物、余計な振る舞い」と言うのである。誰もがお腹一杯食べた後にさらに食べたいと思わない様に、「道」を知った人間はそんな事はしないものだ。

老子 第二十四章 跂つ者は立たず、跨ぐ者は行かず | ちょんまげ英語日誌

 

今日のところは寝ます。お休みなさい。