インクルーシブデザイン:ジュリア・カセムさんの公開講座
インクルーシブデザイン・ソーシャルデザインをキーワードに活動するジュリア・カセムさんの主な研究は、デザイナーと、高齢者、障害のある人たち、その他デザインプロセスから排除されがちなグループとの間に創造的なパートナーシップを開発すること。全ての人たちにとって機能する、革新的かつ主流となる商品やサービス、そしてコミュニケーションや環境をデザインすること。
6月4日(土)、ジュリア・カセムさんの公開講座。参加費無料です。
今日は行くつもりでいたが、シフトラボのWEB改善作業をすることになり、断念。
▽ジュリア・カセムさん
横浜のソーシャルインクリュージョン拠点〜「アンブレラ関内」プロジェクト
横浜コミュニティデザイン・ラボでは、特別な教育ニーズを持つ10代後半の子どもたちの学びの場であり、生きづらさを抱える方たちでつくるセルフヘルプグループや支援者が、対話を通じてつながりを編む場でもある拠点「アンブレラ関内」の改装・運営費用を調達するため、クラウドファンディングに挑戦しています。
NPO法人の役割として一般市民にも共有できるアンブレラ関内の「価値」をつくろうと計画しています。
まず、1つは、高校生の帰宅した夜間や登校日ではない休日に「アンブレラ関内」を、ミーティングスペースとして貸し出そうと考えています。特に、さまざまな障害や生きづらさを抱えている方々、その支援者のみなさんに使っていただきたいと思っています。
LOCAL GOOD YOKOHAMAで実施中のクラウドファンディングは、これまでに支援者63人から52万6千円の志金が集まっています。本当にありがとうございます。
募集終了まであと28日。
NPOの活動の一環として、アンブレラ関内の活動と連携して、当事者や支援者の声を反映した「政策提言」づくりも目指します。ここ横浜から、小さいけれども地域に支えられた民間のインクリュージョン教育の拠点が運営できることを証明し、「個性ある若者の可能性が伸ばせる場」として育てていきます。引き続き応援をよろしくお願いします。
▽みんなで創る!横浜のソーシャルインクリュージョン拠点〜「アンブレラ関内」プロジェクト
〜学びにくさを持つ生徒の高校卒業資格取得を支援し、保護者・当事者が集う交流拠点をつくりたい!〜
横浜市型リビングラボのあり方についての検討を進めてきたい
横浜市型のリビングラボのあり方についての検討を具体的に進めてきたいと思う。4月18日(月)にフランスリヨン市のLIVING LAB『TUBA』の方々と横浜市職員、市内IT系事業者の方々と実施したLiving Labについての意見交換会では、とても刺激を受けた。今月中に今後の研究・実践の活動計画をたてる。
フランスリヨン市のLIVING LAB『TUBA』とのLiving Labについての意見交換会
※TUBA
2014年にリヨン市とフランス大手企業の共同運営により設立。自治体所有のデータや民間データの有効活用及び IoTの駆使による新規ビジネス創出を目的として、新技 術の実証実験等を行っている。
「あしたのコミュニティーラボ」の特集で、横浜で動き始めたリビングラボの取り組みを紹介していただいた。
横浜コミュニティデザイン・ラボで運営する「LOCAL GOOD YOKOHAMA」は、地域を良くする活動や活動の主体の所在や取り組み、地域の課題情報を可視化することで、さまざまな立場の当事者たちが一緒に解決していこうとするプラットフォーム。
この参加の仕組みとしてのICTプラットフォームと、リビングラボの活動を同時に考えながら、情報デザイン、活動デザインを検討しているところ。
地域が抱える課題を解決する――。近年では、行政だけでは解決できない問題を、民間企業や地域住民と一緒に取り組む事例が増えている。今回お伝えするのは、地域課題解決のためのICTプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」と、地域での多様な主体の対話と共創によって新たな事業やビジネスを創発するプラットフォーム「リビングラボ」を舞台に地域課題に向き合おうとしている横浜市の取り組みだ。横浜市の社会課題への取り組みを3回連続でお届けする。